ベスパ

written by GRtou7uK

ヴェスパ人気

今回ご紹介するのは、「べスパ」です。
クラシックバイクがお好きな方には、「べスパ」という言葉はたまらない響きを持っているのではないでしょうか。

ちなみに「べスパ」はよく会社名だと思われがちですが、イタリア語で「スズメバチ」を意味するスクーターの製品名で、「ピアッジオ」という会社が製造しています。
映画やアニメ、漫画などで使われることが多いべスパは、名作「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックが劇中でべスパに乗って観光していたり、松田優作が「Vespa P150X」にワイルドに乗りこなしていたりと、ともかく印象に残るスクーターです。

松田優作の影響もあってか、イタリア本国で製造終了した「ビンテージシリーズ」は、日本国内だけに向けて再生産されたという逸話も残っています。
ちなみに、50cc~200ccと幅広い排気量のモデル、スポーツモデルの販売、ライセンス生産と幅広いモデルが販売されていて、世界114か国で販売されています。
未だにヴィンテージモデルの人気も高く、時々昔のモデルが復刻されることもあり、デザイン、カスタマイズ性、ツーリングの楽しさ、性能、乗り心地、そのどれもが高いレベルにあるスクーターです。
デザインがいいというイメージが強いべスパは、あらゆる点でクオリティが高いバイクです。

ヴェスパの歴史は?

販売しているピアッジオ(Piaggio)は、元々は船舶用のパーツメーカーからスタートし、鉄道車両、航空機といった事業展開を経て、1946年、「スチールモノコックボディ」「モノコック構造」「片持ちサスペンション」といったピアッジオ独自の航空機技術を駆使したバイクの生産をスタートしました。
2000年までは2ストロークエンジンとハンドシフトの組み合わせによる独特のマニュアルエンジン音で、べスパファンには簡単に聞き分けられる、べスパ(スズメバチ)の名称の由来となった音は、2000年以降、4ストロークエンジンとVベルト式CVT(オートマ)となり、実はかなりエンジン周りは変更されています。

もちろん、べスパの伝統である「スチールモノコックボディ」や「前輪片持ちサスペンション」といった特徴は受け継がれています。
また、べスパの特徴としては、やはり「混合給油」だと思います。
ヴィンテージモデル等のモデルは、ガソリンと2サイクルオイルを規定の割合で給油の際に混ぜる必要があります。

人によっては、「面倒だ」と思われるかもしれませんが、これがべスパです。
手間をかけるほどに「走りの楽しさ」「ツーリングの楽しさ」として答えてくれます。
混合給油が必要なヴィンテージモデルは、前に書いたようにべスパファンにはたまらない「エンジン音」で走ってくれます。

現行車種は?

現行車種は、今でもどのモデルもヴェスパの高いデザイン性とレトロ感を軽症しています。
丸型ヘッドライトが印象的な2005年発表の「LX系」、70年代のレトロ感漂うPrimaveraデザインの影響を強く受けている「S系」、クォーサーエンジン搭載、12インチホイール採用の「GT系」が現行のメイン車種となります。
日本の取り扱い元である「成川商会」のホームページには各モデルの紹介がされていますので、べスパ好きの方はぜひチェックしましょう。